2024年10月30日(水)から31日(木)まで、フランク・ブラレイ先生(パリ国立高等音楽院教授)による大学院科目:ピアノ作品研究Aおよびピアノ演奏家コース公開レッスンが開催されました。
<フランク・ブラレイ>
1968 年生まれ。4 歳でピアノの勉強を始め、6 年後にはパリのサル・プレイエルでフランス放送フィルハーモニー管弦楽団と最初のコンサートを開いた。
1986 年、大学での科学の勉強をやめて音楽に専念することを決意し、パリ国立高等音楽院に入学。3 年後にはピアノと室内楽でプルミエ・プリを満場一致で取得した。
1991 年、22 歳でベルギーのエリザベート王妃コンクールに初出場して優勝。類まれな音楽性と詩的資質を備えたピアニストとして皆から注目された。
それ以来、ヨーロッパ各地、アメリカ、カナダ、日本に定期的に招かれ、世界の主要オーケストラと共演している。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、イタリア・スウィッツェラ管弦楽団、チューリッヒ室内管弦楽団、etc.
共演した指揮者はジャン=クロード・カサデス、ステファン・ドヌーヴ、シャルル・デュトワ、ハンス・グラーフ、グンター・ヘルビッヒ、クリストファー・ホグウッド、エリアフ・インバル、etc.
また、シャルル・デュトワ指揮フランス国立管弦楽団と中国で、ミシェル・プラッソン指揮トゥールーズ・キャピトル管弦楽団と日本と中国で、エマニュエル・クリヴィーヌ指揮フランス国立管弦楽団とフランスとイタリア、そしてパドヴァ・エ・デル・ヴェネト管弦楽団とイタリアと、世界各地でツアーを行った。
2014年から2021年までベルギー王立ワロニー管弦楽団の音楽監督を務め、2011年より現在までパリ音楽院で教鞭をとっている。