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「ロームミュージックファンデーション2024年度ピアノ寄贈事業KAWAI SK-EXお披露目演奏会」を開催致しました。

 

公益財団法人ロームミュージックファンデーション様による「教育機関へのピアノ寄贈事業」にて寄贈頂きました、KAWAI SK-EXとKAWAI SK-5が2024年12月17日(火)本学に搬入・設置されました。

 

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〈左:KAWAI SK-EXの搬入作業 右:KAWAI SK-5の搬入作業〉

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〈左:KAWAI SK-EX寄贈プレート 右:KAWAI SK-5の寄贈プレート〉

 

搬入・設置後、18:00より本学のめいおんホールに於いて「ロームミュージックファンデーション2024年度ピアノ寄贈事業KAWAI SK-EXお披露目演奏会」を開催致しました。

ロームミュージックファンデーション様からは竹内善行事務局長もご臨席頂き、本学から感謝状を贈呈し、その後竹内様からもお言葉を頂戴いたしました。

学生によるKAWAI SK-EXを使用した初めての演奏となりました。

また、お披露目演奏会後には、希望する本学学生を対象とした試弾もおこないました。

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〈左:ピアノ演奏家コース1年次 山内理桜菜さん 右:大学院器楽専攻(ピアノ)2年次 高尾真菜さん〉

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〈左:竹内事務局長と清水学長 右:竹内事務局長・山内さん・高尾さん・清水学長〉

 

【演奏・試弾した学生の感想】

シゲルカワイの特徴である柔らかく艶やかな響きに加え、クリアに鳴らしたい箇所はキラキラとした音が出る、とても素晴らしいピアノでした。元々シゲルカワイのピアノが好きでしたが、また新たな一面も発見し、これから弾き込んでいく上でどう変化するのかもとても楽しみです。

今まで私が弾いてきたシゲルカワイのピアノは鍵盤のタッチが重めで、まろやかで穏やかな音というイメージを持っていました。でも、この度SK-EXを初めて弾かせていただいて、軽快なタッチと色彩豊かな音なのに、優しく温かい響きで包み込んでくれるピアノだと感じ、今までの印象が変わりました。

あたたかい音色で、弾いていて気持ちが良かったです。スタインウェイの輝きも美しいが、SK-EXは空気も変えるような美しさを感じました。

音色が暖かかったです。優しく包まれたような音が出て綺麗でした。

とても軽いタッチで弾きやすく、よく響いていました。これから試験などで演奏するのが楽しみです。

ピアノを弾いてみて、このピアノは思いたった音を確実に表現してくれる素直なピアノだと感じました。しかも、ただ素直なだけでなく、時には音の方向性をピアノ側から示してくれるような、相棒のような存在に感じました。素直なピアノなだけあって、自分の弱みが全てさらけ出されるので、このピアノを通して自分なりの音楽ができるように毎日励みたいと思いました。

 

寄贈頂きましたピアノは、本学の演奏会及び授業・試験などで活用させていただき、今後も教育内容の充実に努めてまいります。

寄贈いただきました公益財団法人ロームミュージックファンデーション様には心よりお礼申し上げます。

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