本学准教授の小櫻秀樹(作曲コース)が在バルセロナ日本国総領事館(主催)、
(※サラゴサ公演はアラゴン高等音楽院が主催)、
国際交流基金(後援)のバックアップのもと、邦楽界のスーパースター 真鍋尚之(笙)と、
梶ヶ野亜生(筝)でヨーロッパツアーを行いました。
小櫻秀樹准教授は主にスペインを担当し、マドリッド、サラゴサ、バルセロナ、マヨルカ島にて
レクチャー、作曲科の学生を対象とした、マスタークラス、コンサートなどを開催し、好評を得ました。
【実施報告】
1月23日から29日にかけて、笙演奏家で作曲家である真鍋尚之(まなべ・なおゆき)、
琴演奏家で歌い手の梶ヶ野亜生(かじがの・あい)、作曲家の小櫻秀樹(こざくら・ひでき)が、
スペインの各地で雅楽の演奏やワークショップを開催した。
(小櫻氏はバルセロナとパルマ・デ・マヨルカのセッションのみに参加)。
アジア大陸の諸国からもたらされた音楽や舞に、上代以前から伝わる音楽や舞が融合し日本で花開いた
伝統的な芸術「雅楽」。10世紀頃に完成し、皇室の保護の下に伝承されて来た雅楽の和声と音組織は
高度な芸術的構成をなし、現代音楽の創造・進展に対して寄与するばかりでなく、雅楽それ自体としても
世界的芸術として発展する要素を多く含んでいる。
世界最古のオーケストラとも言われ、2007年にはユネスコの無形文化遺産にも認定された
この日本の音楽を、スペインにいながらにして楽しめるまたとない機会だった。
以下、ES JAPONに掲載されたイベント記事「スペインに雅楽の調べ」
http://www.esjapon.com/ja/gagaku-en-espana-12928
以下、現地の新聞に掲載された記事(スペイン語)
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