偕行会城西病院
堀内 裕美子
音楽療法コース卒業
私は現在、音楽療法士兼事務員として病院に勤務しながら、認知症カフェやグループホームなどで音楽療法を行っています。認知症カフェには毎月延べ250名ほどが参加。最近では地域の方と一緒に「いつまでもこの町で」というオリジナル曲をつくるまでに活動の輪が広がっています。規模が大きくなるといろんな方が集まりますが、それぞれの方にどう接するべきかを名音大でしっかりと学べたので、何が起きても動じずに対処できています。大学ではいろんな分野に興味をもって取り組んでおくと、将来のために良いと思います。私もまさか就職先でオリジナル曲をつくることになるとは思っていなかったので。
音楽療法士/和歌山県福祉事業団
中野江里
音楽学科 音楽療法専攻 2009年度卒業
和歌山・耐久高校 出身
音楽療法士としてはもちろんですが、一人の人間として人とどういう風に向き合っていくかということを学びました。音楽を楽しむということは、「障がい」をもっていようがもっていなかろうが一人の人間として、みんな平等である。対等な立場で音楽と向き合っていく事の大切さを学べたことがいま、たいへん生かされているように感じます。また、知識や理論は土の中に埋まっている種であって、芽を出す一番の教科書は「クライアント(対象者の方)」であるということを教えていただき、今、実践を通してたくさんのこと学んでいます。
一般企業 / 株式会社大垣共立銀行
宮田 友里恵
音楽学科音楽教育コース 2013年度卒業
岐阜・大垣南高等学校 普通科 出身
4年間の貴重な時間を有効に使い、何事にも意欲的に挑戦してください。