名古屋音楽大学は、歴史あるザルツブルグのモーツァルテウム音楽大学との国際交流により、
グローバルな見識と互いの文化的絆を深めることを目的として協定合意書を締結しています。
2022年9月より単位互換システム(erasmus・エラスムスプラス)による短期留学生として、
大学院音楽研究科 器楽専攻(ピアノ)2年生の佐々木茉奈美さん(愛知県立明和高等学校 音楽科 →
名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース卒業)がモーツァルテウム音楽大学で研鑽を積んでいます。
初めての海外生活は全てが新鮮に感じました。
街並み、建物、生活スタイルが日本とは違い、古く美しい街並みや自然を毎日見ることができます。
人々は優しく穏やかで、時間がゆっくり進んでいるような感覚がとても心地よいです。
また、色々な国から学びに来ている学生が多く、それぞれの国の文化や生活などが知ることができ、興味深く、刺激を受けています。
先生はとても音楽的で分かりやすい例えを用いて細かくレッスンしてくれ、質問したりするといつも親身になってアドバイスをしてくれます。
初めは上手く表現出来ませんでしたが、だんだんと自分の音楽を表現出来るようになっていき、日々喜びと音楽の楽しさを感じています。
アンサンブルでは、お互いに意見を交換し合って音楽を作っていく過程がとても楽しいと感じています。
学期の最後にはコンサートがあり、このような行事に参加することは貴重な経験になるので、今出来ることを精一杯やろうと思います。
半年間と短い間ですが、この恵まれた環境と機会に日々感謝し、無駄がないよう価値のある経験にしたいと思います。