公開講座
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2006年度 ピアノコース公開講座

ピアノコース公開講座についてのお問い合せ先 名古屋音楽大学 学務課 TEL(052)411-1116[直通]

名古屋音楽大学客員教授  小林仁先生による公開講座

日にち 2006年11月8日(水)
時間 午後1時00分~午後4時10分
講座内容 「公開レッスン」
プロフィール 小林 仁(名古屋音楽大学客員教授)

 1936年三重県四日市市生まれ。1954年名古屋市立菊里高校卒業。1958年東京芸術大学音楽学部卒業。在学中安宅賞受賞。井口基成、井口秋子、小 津恒子、片岡みどり、ローズル・シュミット各氏にピアノを師事。作曲を平岡照章、山本直忠氏に師事。1960年から1963年までバイエルン州給費留学生 としてミュンヘン州立音楽大学で研鑚をつむ。

 第25回日本音楽コンクール第一位特賞。1960年ポーランドのショパン国際ピアノコンクール入選、奨励賞受賞。軽井沢第1回現代音楽祭でブーレーズの第1ピアノソナタの日本初演に対して20世紀音楽研究所賞を受賞。

 多数のピアノ・リサイタルのほかNHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団など内外の著名なオーケストラと40 曲以上のピアノ・コンチェルトの演奏経歴を持つ。海外ではドイツ、オーストリア、ポーランド、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、リトアニア、アルメニアそ の他の国への演奏旅行を行なった。室内楽奏者としてはヨゼフ・スーク、ピエール・フルニエ、レオナード・コーガン、ジャック・ランスロ等、内外の著名な演 奏家との共演。
 またカンタータ協会を組織してバッハのヨハネ受難曲をはじめ、オラトリオ・教会カンタータ等を10年以上にわたりチェンバロを演奏し、指揮した。

 東京・浜松の国際ピアノコンクール、ジュネーブ、カナダのエスターホーネンス、ワルシャワのショパンコンクールなど、国際ピアノコンクールの審査員に招 かれることも多く、1994年の浜松国際ピアノコンクールでは審査委員長をつとめた。ピアノ作品に「アルバム・ブレッダー」、著作に「ピアノの練習室」な ど、その他編曲多数がある。最近のいくつかのリサイタルでは、ピアニストとして円熟の境地にある、という評価のみならず、トータルな音楽家としての高い地 位を得てきている。現在東京芸術大学名誉教授。日本ショパン協会会長。日本ピアノ教育連盟会長。日本演奏家連盟常任理事。

名古屋音楽大学大学院客員教授 小林仁先生による公開講座

日にち 2008年10月17日(火)
時間 午後1時00分~午後4時10分
場所 Doホール(Doプラザ閲蔵1階)
講座内容 「ノクターンについて」
プロフィール 小林 仁(名古屋音楽大学客員教授)

 1936年三重県四日市市生まれ。1954年名古屋市立菊里高校卒業。1958年東京芸術大学音楽学部卒業。在学中安宅賞受賞。井口基成、井口秋子、小 津恒子、片岡みどり、ローズル・シュミット各氏にピアノを師事。作曲を平岡照章、山本直忠氏に師事。1960年から1963年までバイエルン州給費留学生 としてミュンヘン州立音楽大学で研鑚をつむ。

 第25回日本音楽コンクール第一位特賞。1960年ポーランドのショパン国際ピアノコンクール入選、奨励賞受賞。軽井沢第1回現代音楽祭でブーレーズの第1ピアノソナタの日本初演に対して20世紀音楽研究所賞を受賞。

 多数のピアノ・リサイタルのほかNHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団など内外の著名なオーケストラと40 曲以上のピアノ・コンチェルトの演奏経歴を持つ。海外ではドイツ、オーストリア、ポーランド、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、リトアニア、アルメニアそ の他の国への演奏旅行を行なった。室内楽奏者としてはヨゼフ・スーク、ピエール・フルニエ、レオナード・コーガン、ジャック・ランスロ等、内外の著名な演 奏家との共演。
 またカンタータ協会を組織してバッハのヨハネ受難曲をはじめ、オラトリオ・教会カンタータ等を10年以上にわたりチェンバロを演奏し、指揮した。

 東京・浜松の国際ピアノコンクール、ジュネーブ、カナダのエスターホーネンス、ワルシャワのショパンコンクールなど、国際ピアノコンクールの審査員に招 かれることも多く、1994年の浜松国際ピアノコンクールでは審査委員長をつとめた。ピアノ作品に「アルバム・ブレッダー」、著作に「ピアノの練習室」な ど、その他編曲多数がある。最近のいくつかのリサイタルでは、ピアニストとして円熟の境地にある、という評価のみならず、トータルな音楽家としての高い地 位を得てきている。現在東京芸術大学名誉教授。日本ショパン協会会長。日本ピアノ教育連盟会長。日本演奏家連盟常任理事。

名古屋音楽大学大学院客員教授 エフゲニ・ザラフィアンツ先生による公開講座

日にち 2008年10月4日(水)
時間 午後1時00分~午後4時10分
場所 成徳館12階ホール
講座内容 A.N.Skrjabin 「Preludes」
スクリャービン 「プレリュード」について
プロフィール エフゲニ・ザラフィアンツ(名古屋音楽大学客員教授)

1959年6月24日ロシア共和国の中部に位置するノヴォシビルスクに生まれる。父はピアニスト、オーボエ奏者(クレムリン軍楽隊の楽員であった)、母もピアニストという音楽一家の生まれである。6歳からピアノを父に学び、8歳からはモスクワ音楽院附属中央音楽学校でエレナ・ホヴェンに師事、1975年にはグネーシン音楽学校に進んでいる。

しかし政治にも目覚めたザラフィアンツは学校内でブレジネフの肖像を落書きしたため、南ウラルのオルスクへと移され、モスクワ音楽院への道が閉ざされるという悲劇を味わっている。1979年にはオルスク音楽院を首席で卒業するが、一切の演奏・教育活動の機会は与えられなかった。1980年ゴーリキーのグリンカ音楽院に再入学、イリヤ・フリートマンに師事、1985年に首席で卒業。さらに1988~90年にかけては同音楽院の研究科でも研鑚を重ねている。この間、1985年に全ロシア・コンクールで第3位に入賞し、ようやくロシア国内でリサイタル、協奏曲の演奏会を行うようになったが、その素晴らしさが国外に伝えられることはなかった。

ザラフィアンツの名前がようやく人々に知られるようになったのは, 1993年ポゴレリッチ国際コンクール(アメリカ合衆国カリフォルニア州パサディナ)で第2位となった以降のこと。以来、ドイツや日本を中心に演奏活動を行っており、またクロアチアのミルコヴィチ音楽院では後進の指導にもあたっている。

日本には1997年秋以来、度々来日し、東京をはじめ京都、名古屋、広島、岩手など全国各地でコンサートや公開講座などの活動を行っている。2000年4月にはカザルスホールにおけるデュオ・コンサートで天満敦子(Vn)と共演し絶賛を博し、同年11月に彼女のリクエストにより再度デュオ・コンサートを行った。

レコーディングも活発に行っており、日本ではALMレコード(コジマ録音)より6枚のCDをリリース。さらにナクソス(NAXOS)からはスクリャービンの前奏曲全曲をリリースし、特に「前奏曲第1集」は、イギリス・グラモフォン誌の月間ベストテンに選ばれるなど録音での評価も高い。

ザラフィアンツの聴衆の魂を揺さぶる精神性高い演奏は、毎回大きな感動を与え、熱烈なファンを増やし続けている。

名古屋音楽大学大学院客員教授 クラウス・シルデ先生による公開講座

古屋音楽大学大学院客員教授 クラウス・シルデ先生による公開講座についてのご案内【PDF】
※一般聴講可能です。
日にち 第1回  平成18年 5月29日(月)午後 1時から午後 4時10分
第2回  平成18年 5月30日(火)午前 9時30分から午後12時30分
講師:クラウス・シルデ(名古屋音楽大学大学院 客員教授)
会場 名古屋音楽大学 成徳館12階ホール
講座内容 Bach Today ~現代ピアノでバッハを弾く上で、歴代の奏法から学ぶこと
注意 ※受講に必要なテキストと譜例を用意致しますので、会場入り口にてお受け取りください。
※対象以外の学生でも聴講可能です。
お申し込み先
及びお問合せ先
〒453-8540 名古屋市中村区稲葉地町7-1   TEL(052)411-1116
名古屋音楽大学 学務課
プロフィール クラウス・シルデ(名古屋音楽大学客員教授)

 1926年ドレスデンに生まれる。音楽とピアノ教育をワルター・エンゲル、ヒューゴー・シュトイラー、ワルター・ギーゼギング、エドウィン・フィッシャー、マルグリッド・ロン、ナディア・ブーランジェ等の名ピアニストに学ぶ。ドレスデン音楽大学を経て、ライプツィヒ音楽大学に学ぶ。在学中の1947年に国際F.リスト賞、1948年にドレスデンC.M.vウェーバー賞を受賞。1957年ロン=ティボー国際コンクールパリ賞を受賞。1947年よりソリストとしてコンサート活動を開始。ベルリン・フィルをはじめとするヨーロッパの著名オーケストラと協演、以降、南アメリカ、メキシコ、アメリカ合衆国、スカンジナビア諸国、韓国、日本で定期的に演奏旅行を行う。ソロはもとより、弦楽器との室内楽活動も活発に行っている。各地でのリサイタルでは、その練り上げられた楽想の展開が聴衆の心に確かな感動を呼び起こし、各方面から絶賛されている。

デトモルト音楽大学教授、西ベルリン芸術大学教授を経て、1988年から1991年までミュンヘン音楽大学学長を務める。また、ロン=ティボー、ミュンヘン等国際コンクールの審査員を務める。1994~1999年まで東京芸術大学音楽学部客員教授を務める他、国立音楽大学、エリザベト音楽大学の講師として赴任。2001年からワイマール音楽大学の客員教授として着任する、また、名古屋音楽大学、大阪音楽大学、東邦音楽大学、東京音楽大学、東京学芸大学など日本全国の音楽大学にてマスタークラスを行う。